▲back
メーリングリストの参加者/利用者は、以下のコマンドを使用できます。
<メーリングリスト名> の部分には、メーリングリスト名が入ります。
[ ] 内は、省略可能です。
●参加/脱退
subscribe <メーリングリスト名> [<メールアドレス>]
<メーリングリスト名> で指定したメーリングリストへ参加を申し込みます。
メールの差出人(メールヘッダの From: のアドレス) が登録アドレスとなります。
なお、<メールアドレス> が指定されている場合はそのメールアドレスが登録アドレスとなります。
unsubscribe <メーリングリスト名> [<メールアドレス>]
<メーリングリスト名> で指定したメーリングリストから脱退します。
なお、<メールアドレス> が指定されている場合はそのメールアドレスをメーリングリストから削除します。
●アーカイブ (過去のメール) の取り出し
get <メーリングリスト名> <記事番号>
メーリングリストに保存されているアーカイブを取得します。
記事番号がわからない場合は、まず index コマンド(後述) を使用して記事一覧を取り寄せてから利用して下さい。
mget <メーリングリスト名> <記事番号リスト>
メーリングリストに保存されているアーカイブを複数同時に取得します。
記事番号リストによって複数の記事を指定できることを除けば、使用方法は
get コマンドと同様です。
また、取得したアーカイブは、1通のメールにまとめて送られます。
記事番号リストの指定方法は以下の3通りです。
a. 記事番号の列挙 (ex. 100 101 102 103)
b. 記事番号をハイフンで繋げた範囲の指定 (ex. 100-103)
c. 記事番号をハイフンとスペースで繋げた範囲の指定 (ex. 100 - 103)
index <メーリングリスト名>
<メーリングリスト名> で指定したメーリングリストに保存されているアーカイブの一覧を取得
します。
●アドレスが登録されているリストの確認
which <メールアドレス>
あなたが参加しているメーリングリストの名前の一覧を取得します。
<メールアドレス> が指定された場合、指定されたメールアドレスが登録されている
メーリングリストの一覧を取得します。
●メーリングリストの登録者を確認する
who <メーリングリスト名>
<メーリングリスト名> で指定されたメーリングリストに参加しているメールアドレス一覧を取得します。
●ガイドを取り寄せる
info <メーリングリスト名>
<メーリングリスト名> で指定したメーリングリストの案内を取得します。
●メーリングリストの一覧を確認する
lists
メーリングリストのサーバで管理されている公開メーリングリスト名の一覧を取得します。
●その他
help
メーリングリストサーバのコマンド一覧を取得します。
end
このコマンド以降にコマンドが無いことを指定します。
(自動的に署名が付加されてしまうメールプログラムを使用している時等に有効です)
▲back
管理者は、メンバーの登録/削除などを以下のコマンドにより行えます。
password には、管理者パスワードが入ります。
<メーリングリスト名> には、メーリングリスト名を指定します。
メンバーの登録/削除
approve <パスワード> subscribe <メーリングリスト名> <メールアドレス>
<メールアドレス> で指定したメールアドレスをメーリングリストに登録する。
approve <パスワード> unsubscribe <メーリングリスト名> <メールアドレス>
<メーリングリスト名> をメーリングリストから削除する。
ガイドの登録
newinfo <メーリングリスト名> <パスワード>
メーリングリストの紹介文を登録します。
紹介文の最後には、"EOF" という文字を付加して下さい。
パスワードの変更
passwd <メーリングリスト名> <以前のパスワード> <新しいパスワード>
管理者のパスワードを <以前のパスワード> から <新しいパスワード> に変更します。
メーリングリスト設定
config <メーリングリスト名> <パスワード>
メーリングリストの設定ファイルを取得します。
newconfig <メーリングリスト名> <パスワード>
メーリングリストの設定ファイルを変更します。
newinfo と同じく行の先頭の EOF までの内容に更新されます。
ご注意:
newconfig コマンドで設定を変更する場合には、新しい設定ファイルのすべてを送信するということにご注意下さい。つまり、config コマンドで取得した現在の設定のうち必要な箇所だけを修正して、全文を再度 newconfig コマンドで送信しなければいけません。この手順を誤ると現在の設定が消えたり、メーリングリストが利用できなくなる場合があります。
また、誤って設定を消してしまった場合には、サポートオフィス(support@air.ad.jp) までメールにてお問い合わせ下さい。
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●設定ファイルの主なパラメータ
パラメータ
既定値
説明
subject_prefix
[$LIST $SEQNUM]
メールの表題 (Subject) の加工
指定した文字列を、Subject: 行に挿入します。
$LIST は、ML名が、$SEQNUM は記事番号に置き換えられます。
空欄にすると、Subject の加工は行われません。(記事番号は、ヘッダ中に X-Sequence: として埋め込まれます)
reply_to
ML のアドレス
返信先アドレス (Reply-To:) の指定
指定されたアドレスを Reply-To: ヘッダに挿入します。
通常は、デフォルト値 (ML のアドレスを指定) のままご利用ください。
空欄に設定すると、Reply-To: ヘッダが付かなくなります。
subscribe_policy
open
リスト参加の方法
open にすると参加は自動登録されます。
closed にすると登録は行われずに登録要求が管理者宛に通知されます。
管理者は、登録の必要があれば管理者用登録コマンド(approve subscribe)を使用して、手動でメンバーの追加をして下さい。
open+confirm にすると、参加要求があった場合、自動的に参加確認のメールが返送されます。参加確認のメールに従って返信を行うと自動的に登録されます。
administrivia
yes
メーリングリスト本体にコマンドを含むメールが流れた場合の処理を指定
メーリングリスト本体に、誤ってコマンドメールが流れた場合の処理を指定します。
"yes" を指定した場合、そのメールはメーリングリストへ流れずに、管理者宛に転送されます。
"no" を指定した場合、チェックは行われません。
maxlength
40000
メーリングリストへ流れるメッセージの最大サイズの指定
メーリングリストへ流れるメッセージの最大サイズ(Byte数)を指定します。
ここで指定した以上のサイズのメールはメーリングリストへは流れずに、管理者宛に転送されます。
restrict_post
(undefined)
メーリングリストへの投稿を許可するメンバーの指定
メーリングリストへ投稿を許可するメンバーの指定を行います。
この項目を空白以外に設定した場合、その登録されたメンバー以外からの投稿は全て管理者宛に転送され、メーリングリストへは流れなくなります。
メーリングリストのメンバー以外からの投稿を禁止したい場合は、パラメータにメーリングリスト名を正確に記述して下さい。
(例) foobar というメーリングリストの場合
restrict_post = foobar
get_access, info_access, intro_access, index_access, which_access, who_access
list
リストのメンバ以外にMLコマンドの使用を許可するかどうか
メーリングリストの各コマンドの利用を制限します。
open を指定すると、制限は行われません。closed を指定すると、コマンドは無効になります。
list を指定すると、登録されたメンバーからのみ、コマンドが受け付けられます。
デフォルトは、"list" です。
welcome
yes
新たにメーリングリストに参加した際に自動的に送信される welcome メールを送信するかどうか
デフォルトでは subscribe が完了した際に、自動的に welcome メール (英文の固定案内文と newinfo コマンドで登録したガイド文) が送信されますが、このメールを送信しないようにすることが出来ます。
デフォルトは、"yes" (welcome メールを送信する)です。
他の各項目は変更しても意味をなさないか、又は変更することはできない項目ですので
ご注意下さい。
●メーリングリスト作成前に決める事
メーリングリスト名
( 半角アルファベット、数字, -, _ にて 14文字まで )
●その他注意事項
メーリングリストに関するお問い合わせは、下記までお問い合わせ下さい。
AIRnetサポートオフィス
TEL: |
03-6717-5770 |
受付時間(土日・祝祭日を除く 10:00〜12:00、13:00〜18:00) |
FAX: |
0120-007-483 |
受付時間(24時間) |
E-Mail: |
support@air.ad.jp
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