Thunderbird 38.1.0 で、メール送信ができない現象について
2015年 7月24日
更新2015年 7月30日
会員の皆様、
平素より弊社サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
近頃、Thunderbird をご利用のお客様より、Thunderbird のバージョンアップ後、急にメールの送信ができなくなったとのお問合せを頂いております。確認致しましたところ、Thunderbird 38.1.0 へバージョンアップを行うと、SMTP サーバへの接続の保護(SSL)が有効の状態では、メールの送信が行えなくなることが分かりました。
回避策として、Thunderbird の SMTP サーバ設定で、接続の保護を「なし」に変更して頂くことで、メールの送信が可能となることが分かっておりますが、送信サーバへの接続時に通信が暗号化されず、セキュリティレベルが下がることになります。
現在、接続の保護を有効のままメールの送信が行えるか、サーバ側で確認を行わせて頂いております。
サーバ側の確認が完了するまでにはしばらくお時間のかかることが考えられますので、もし接続の保護(SSL)を有効にしたままメールの送信をご希望の場合には、Thunderbird 以外(注1)のメールソフトのご利用をご検討頂けますでしょうか。
以下に接続の保護をなしに変更する操作手順をご案内致しますので、セキュリティレベルが下がることについてご了承頂ける場合は、設定をお試しください。
---------<< Thunderbird 38.1.0 設定変更のご案内 >>---------------------
1.Thunderbird を起動し、左側に表示されているメールアカウントの
上で右クリックし、メニューから「設定」をクリックします。
2.「アカウント設定」が表示されるので、左側メニュー一覧から
「送信(SMTP)サーバ」をクリックします。
3.右側に表示された SMTP サーバから「mail.XX.airnet.ne.jp」を
クリックして選択し、「編集」ボタンをクリックします。
4.送信サーバを以下の設定に変更します。
説明 :(任意でご入力下さい)
サーバ名 :mail.XX.airnet.ne.jp
ポート番号 :587
接続の保護 :なし
認証方式 :平文のパスワード認証(安全ではない)
ユーザ名 :(メールアドレスの@より前)
5.「OK」ボタンをクリックし、送信(SMTP)サーバを閉じます。
6.アカウント設定の「OK」ボタンをクリックし、アカウント設定を
閉じます。
------------------------------------------------------------------------
ご不明な点がございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。
今後ともAIRnetサービスをご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
(注1)Mac 版の Thunderbird をご利用の場合、Mac に付属の「Mail」でも同様の事象が発生することが分かっております。お手数ですが別のメールソフトをご利用頂けますようお願い致します。
本現象につきまして、メールサーバメンテナンスにて対応を行うこととなりました。
詳細につきましては、以下のお知らせをご覧ください。
メールサーバメンテナンスのお知らせ (20150730)
−以 上−
AIRnetサービス
|