迷惑メール判定サービス拡充のお知らせ
2022年11月21日
会員の皆様、
平素より弊社サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
ご利用いただいております弊社メールサービスにおいて、日々巧妙化する迷惑メールへの取り組みとして、迷惑メールと判定されるメールの対象を拡充する仕組みを追加いたします。
本対策により、正常なメールとして届いていたなりすましメールなどの一部が迷惑メールと判定されるようになりますので、より安全にサービスをご利用いただくことが可能となります。
なお、こちらは先日中止とさせていただいた「迷惑メールに対する追加対策実施のお知らせ」の代替作業となります。
− 記 −
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日時 : |
2022年 12月 22日(木) 22:00 〜 22:30 |
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対象 : |
弊社メールサービスをご利用のお客様 |
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作業時の影響 : |
サービスの停止等は発生いたしません。
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作業内容 : |
DMARC で処理動作を quarantine もしくは reject と宣言しているドメインから送信されたメールの認証が失敗した(「なりすまし」の疑いがある)場合に、従来の迷惑メール判定サービスと同様に迷惑メールとして扱う仕組みの導入 |
DMARC により「なりすまし」と判定されたメールは、迷惑メールと判定された場合と同様、
「X-Spam-Flag: YES」ヘッダを付与して配送いたします。
「メール転送設定」や「ウィルスチェック&フィルタリング」にて、「X-Spam-Flag」を条件とした
フィルタリングを行っていただくことが可能となります。
なお、迷惑メール対策として既に上記設定を行われている場合は、今回新たに対象となるメールもそのルールに従って処理されます。
■ DMARC とは
SPF※1 や DKIM※2 認証を利用したドメイン認証を補完する技術です。
SPF や DKIM で認証する際、認証に失敗したメールをどのように取り扱うかは受信側の判断となりますが、DMARC では、SPF や DKIM での認証失敗時にどういった処理を行うかを、送信側がポリシーとして事前に公開することで、受信側はそのポリシーを元に、どのように取り扱うか判断することができます。
なお、認証が失敗した場合に受信者側へ要求する処理動作には以下のようなものがございます。
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none |
特に何もしない |
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quarantine |
不審なメールとして扱う |
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reject |
SMTP上でメールの受付を拒否 |
※1 |
実際にメールが送信されたサーバの IP アドレスが、送信元ドメインの正当なサーバであるかどうか判別するための送信ドメイン認証技術の一つ |
※2 |
メールに電子署名を付加することで、メールの送信者および内容が改ざんされていないかどうか検証するための送信ドメイン認証技術の一つ |
ご不明な点などございましたら、お手数ですが弊社 「サポートデスク」 までご連絡ください。
エアネットでは、今後も安全にサービスをご利用いただけるよう、あらゆる施策に取り組んでまいります。
これからもエアネットサービスをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
−以 上−
AIRnetサービス
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