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AIRnet 送信メールサーバのセキュリティ対策について |
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電子メールを送信するとき、メールソフトはSMTPサーバ(送信メールサーバ)に接続してメール送信を行います。
通常、SMTPサーバは、送信者が誰であるかを確認せずに、メール送信を行う仕様となっているため、誰でもSMTPサーバを利用してメールを送信することが出来るようになっています。
この仕組みを悪用し、SPAMメール(迷惑メール)の中継などに使われてしまうことを防ぐために、AIRnetでは、メール送信の際、メールアカウントとパスワードを用いて、お客様の確認を行う仕組みを採り入れております。
このお客様の確認を行う仕組みを採り入れることによって、
・お客様メールアカウントの不正使用防止 ・SPAMメール等やウィルス活動による不正なメール配信防止 ・SPAMメール等によるサーバ負荷低減によるサービスの安定化
が可能となります。 |
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※2: |
『POP before SMTP 方式』 について |
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メール送信時に、メールアカウントとパスワードを用いて、POPサーバ(受信メールサーバ)でユーザー認証を行い、SMTPサーバ(送信メールサーバ)は、この方法で認証された送信者からのメール送信を一定時間だけ許可する仕組みです。 |
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※3: |
SMTP認証(SMTP AUTH)について |
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メール送信時に、メールアカウントとパスワードを用いて、SMTPサーバ(送信メールサーバ)でユーザー認証を行う仕組みです。 この仕組みにより、送信者を特定し、正規登録ユーザー以外は認証が通らず、発信元を偽ったメール送信(第三者中継)が行えなくなります。 |
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POP/SMTP over SSL について |
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メール送受信時に、SSL(Secure Socket Layer)を利用し、メールソフトとメールサーバ間の通信を暗号化する仕組みです。 お使いのメールソフトが同機能に対応している必要があり、ご利用にあたりメールソフトの設定変更が必要です。 ※アンチウィルスソフトのメールスキャン(検索)機能をご利用の方は、『POP/SMTP over
SSL』に対応したメールソフトでも本機能はお使いいただけません。
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※5: |
Outbound Port 25 Block について |
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迷惑メールの自ISP内からの送信防止を目的として、ISPの接続サービス利用者に対して外部サーバへのSMTP接続(TCP25番ポート)を制限または禁止するISPが御座います。
海外の多くのISPは既に制限を開始しており、また国内でも一部のISPで制限が開始されています。これらのサービスをご利用の場合、弊社のメールサーバ経由でメールが送れない、ということになってしまいます。「Submission Port※6」を利用することで、このような場合でも従来どおりメールのご利用が可能です。
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Submission Port(サブミッションポート) について |
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海外ISPの多くや、最近では国内の一部ISPでも制限を開始した「アウトバンドポート25ブロック(Outbound
Port 25 Block)※5」への対応として、新たに利用が推奨されている新しいメール送信方式(TCP587番ポート)へのメール送信に対応しました。多くのメールソフトでは「詳細設定」等でSMTPポート番号の変更が可能ですので、25番から587番に変更することで、「アウトバンドポート25ブロック」を行うISPからでも、弊社のメールサーバを従来どおりご利用可能となります。 | |